尿路結石

尿路結石とは、腎臓から尿道までの尿路に結石が生じる疾患です。
尿路結石の成分は、尿の中に含まれるシュウ酸やリン酸といった成分にカルシウムが結合することでできることが多いです。
この病気は、30~40歳くらいの男性と閉経後の女性に多く見られます。
なお、結石が腎臓内にある段階では、目立った痛みが出ないことも多いです。
しかし、結石が尿管に移動してくると、尿管が詰まってしまい、背中や腰から下腹部あたりにかけて激痛が走ることがあります。
吐き気や嘔吐を伴い、緊急の治療が必要になるケースも少なくありません。

このような方はご相談ください

  • 背中に痛みがある
  • 背中を軽く叩かれただけでも痛い
  • 下腹部に違和感がある
  • 陰部に痛みを感じる
  • 吐き気がする
  • 尿に血が混じっていた
  • 強い尿意を覚えることがある
  • 悪寒や発熱が起こった
  • 全身がだるい
  • 尿の中に細かい石のようなものが出てきた

など

尿路結石の治療

尿路結石の治療は、結石のある部位、サイズ、形状などによって異なります。
結石が小さいときは、薬物療法などによって自然排石を促します。
しかし、ある程度のサイズになっているときは対外衝撃波結石破砕術や経尿道的結石破砕術、経皮的腎・尿管砕石術などを行います。
このうち対外衝撃波結石破砕術は、痛みを伴う結石が大きくなり、自然排石が困難と判断されたときに行います。
手術時は、衝撃波を発生させる装置を用いて、体外から体内にある結石に向けて照射をします。
すると結石は粉々になり、尿と一緒に尿道から体外へ排出されます。
1回の治療は1時間ほどですが、すべて破砕できない場合は複数回行います。

経尿道的結石砕石術は、尿道から細い内視鏡を挿入し、尿路にある結石をレーザーなどで破壊する方法です。
結石が細かくなりますので、これを手術中に取り出したり、尿と一緒に排出することができます。
経皮的腎・尿管砕石術は、背中の皮膚に小さな穴を開け、そこから内視鏡を挿入し、結石を砕石する治療法です。
比較的に大きめな結石も取り除くことができます。